約 431,398 件
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/946.html
693 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/19(火) 14 59 50.43 ID FP8JmjD60 [3/10] 677 あやせ「桐乃知ってる?…兄妹って結婚できないんだよ」 桐乃「え?あやせ、なに言ってるの? 兄妹で結婚できないわけないじゃん」 京介「そうだぞあやせ。兄妹で結婚するなんて普通だろ?」 加奈子「兄妹で結婚できるなんて、加奈子だって知ってるっつーの」 麻奈実「もう、あやせちゃん、そんな事言ってきょうちゃんと桐乃ちゃんの仲違いさせようとしちゃダメだよ?」 闇猫「気にいらないから適当な事を言って愛し合う二人を別れさせようだなんて、やはり貴方はビッチ2号ね。 それとも、ただ常識がないだけなのかしら?」 沙織「兄妹が結婚できないなど、今時エロゲでも見かけない設定ですぞ、あやせ氏」 大介「そもそも、京介と桐乃は7歳のときに婚約関係にある」 佳乃「あやせちゃん、『兄妹7歳にして婚約せり』っていうことわざ知らないのかしら?」 あやせ「あ、あれ?兄妹って結婚できるんでしたっけ?」 桐乃「できるよ?当たり前じゃん」 京介「なんだあやせ、知らなかったのか?」 あやせ「う~ん。そうだったような・・・」 加奈子「そうだぞ、あやせ」 麻奈実「あやせちゃん、学校で習ったのに忘れちゃったの?」 あやせ「兄妹で結婚するのは普通?」 桐乃「普通だよ」 京介「普通だな」 加奈子「普通じゃね」 麻奈実「普通だよ」 闇猫「普通よ」 沙織「普通でござるな」 大介「普通だ」 佳乃「普通ね」 あやせ「そ、そうだよね、兄妹で結婚するのは普通だよね!」 ガバッ あやせ「はぁはぁ・・・ ゆ、夢? そ、そうだよね。兄妹で結婚なんてできるはずないよね!」 ヒラリ あやせ「なんだっけ、この葉書・・・」 『私たち結婚しました 高坂 京介 高坂 桐乃』 あやせ「・・・・・・あれ?」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1328.html
413 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/12/15(木) 05 52 59.96 ID cvpAK/z30 メダロット俺妹 主人公機:ANK型 【頭】ドゲザヘッド 装甲 50 まもる行動 かんぜんぼうぎょ 【右腕】アニキハンド 装甲 90 まもる行動 ぼうぎょ 【左腕】アニキアーム 装甲 20 がむしゃら行動 サクリファイス 【脚部】リヴァイアサン 装甲 120 戦車型 パートナー機:IMT型 【頭】クンカーヘッド 装甲 30 なおす行動 レベルドレイン 【右腕】イミトイトヨシノ 装甲 30 なおす行動 ふっかつ 【左腕】キヤスク=サワンナ 装甲 30 なぐる行動 ハンマー 【脚部】トラックエース 装甲 35 二脚型 ライバル機:LME型 【頭】ノーアイリス 装甲 44 がむしゃら行動 デストロイ 【右腕】ブチコロシマスヨ 装甲 44 がむしゃら行動 ソード 【左腕】ココホレカナカナ 装甲 44 まもる行動 いんぺい 【脚部】シネェエエエエ!! 装甲 44 非行型 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1230.html
516 名前:忍法帖導入議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/10/30(日) 01 15 30.04 ID hIzjxGU/O 京介「…………。」 桐乃「し、しないかんね!」 京介(´・ω・`)ショボーン ~別の日~ 京介「…………。」 桐乃「だ、だから…しないかんね!」 京介(´・ω・`)ショボーン ~更に別の日~ 京介「…………。」 桐乃「もう、しつこいっ!しないかんねって言ってんじゃん!!」 京介(´・ω・`)ショボーン ~またまた別の日~ 桐乃「…………あんたさ、最近物欲しそうな顔しなくなったね。」 京介「……ああ。まぁ赤城に負けたくなかっただけだしな。あいつに負けるのは悔しいけど、おまえが嫌がってるのに無理強いすることじゃないよな。」 桐乃「……ふ~ん。」 京介「今まで悪かったな。じゃ、俺寝るわ。おやすみ。」 パタン 桐乃「…………。」イライライライラ -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1722.html
684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/10(月) 19 17 22.62 ID zF2B+afl0 SS『赤城~闇に降り立ったシスコン~』 「おまえの家に上がるのも、ずいぶん久しぶりのことだな」 そう言って、高坂の部屋に入ったのは、大学生になって少し落ち着いてきた6月のこと。 親友同士である俺たちだが、やっぱり大学が違うとなかなか会う機会も無くなるものだ。 それでもなお、こうやって会う機会があるのは、俺の最愛の妹、瀬菜ちゃんのお陰に違いない。 同じ妹を愛する者同士。これまで何度も戦いを繰り広げてきた。 行こう・・・!もう一度死線をくぐりに・・・! ・・・結果的にこの時は最悪のクジを引く事になってしまったんだが。 何が最悪だったかって? そりゃ、これから話してやるよ・・・ まず、高坂の部屋に入って驚いたんだ。 「なあ・・・おまえ、なんでJKの制服を部屋に飾ってんの?」 「ああ。あれは桐乃のだぜ?」 「いや、おまえの家に高校生は桐乃ちゃんしかいないことは俺だって知ってる。 問題は、なんで桐乃ちゃんの制服がおまえの部屋に飾ってあるのかってことだ。」 「なんだ、そんなことかよ。桐乃が俺の部屋で着替えるからに決まってんだろ?」 面白い・・・狂気の沙汰ほど面白い・・・! じゃなくって!みんな、聞いたかい? この男、それがどんだけ異常な事か全く気がついてないぜ? 「だいたい、妹が兄の部屋で着替えたり、兄が妹の部屋で着替えるのは、ごく普通の事じゃねーか」 「いや、普通じゃないだろ?つか、普通起きたらその場で着替えるだろ?」 「そりゃそうだ」 「だったら、なんでわざわざ兄の部屋で着替えをする必要があるんだよ」 そう言われた高坂のやつは、ポカンと口を開け、何を言われてるのかわからんという表情である。 俺も高坂が何を考えてるかわからねー 「なあ、赤城。妹が朝、兄の部屋に居るのは普通の事じゃないのか?」 「・・・おまえ、いくらなんでもエロゲーに毒されすぎだろ? 俺の瀬菜ちゃんでも、『お兄ちゃん、起きて!』なんて起こしに来る事はないぜ?」 「いや、それこそエロゲ脳だろ? だいたい、妹ってのは兄と一緒に寝るもんだし、朝はキスで起こすもんだろ?」 「・・・どこのエロゲーだよ」 「俺の妹だよ?」 やばさ倍プッシュだとぉ・・・? というか、どうみてもただの恋人同士だよ、このチクショウめ・・・ 「まあいい。・・・あんまよくねーけど、とりあえずこの話は終わりにしよう」 「・・・ああ」 あからさまに不満顔の高坂だが、これ以上喋られると俺の理性がもたねえ。 だがここがチャンスだ。ぬるりと・・・反撃開始だ! 「ところでおまえ、桐乃ちゃんとの恋人関係は解消したんだったよな?」 「ま、まあな」 そこでなんで照れる!? 「俺達兄妹は、長い事お互いを理解できなくって、ちょっとした切っ掛けで向かい合う事ができて・・・ この2年間で色々な事があったけど、ようやく普通の兄妹のように信頼し合える関係になれたんだよ」 ああ、なるほど。 やってることはイカレてるけど、やっと素直に兄妹として生きていけるようになった。 その事を俺に話すのが恥ずかしいのか・・・なんとも微笑ましい話じゃん。 ・・・なんで、俺はこの時そんな風に考えてしまったのか・・・ 「だからな、今までの時間を・・・向き合えなかった時間を少しでも取り戻していきたいんだよ」 「なるほど、だから妹に甘えさせてやってるってわけか。 すまねえな高坂。俺はおまえの事誤解してたみたいだ」 「いや、いいぜ。こんなこと理解してくれる奴はなかなかいないからな。 おまえくらい妹を愛してやっているやつだったら、きっと理解してくれるって思ったよ」 「まあな。俺も瀬菜ちゃんの事とても大切だし、 仲良く出来ない時間があったら、その分埋め合わせしてあげたいって、きっと思ったぜ」 「だろ?だから最近は桐乃と一緒にお風呂にも入ってやってるしな」 「・・・・・・・・・」 俺は悟ったね。 俺は確かに高坂の事を誤解していたってことに! 「やっぱ子供の頃の普通の兄妹って一緒にお風呂に入るのが当たり前だろ? だから童心に帰って、身体の洗いっこしたり、浴槽で抱き付き合ったりな? ああ、潜水ゴッコとか、湯船に浮かぶリヴァイアサンを弄って楽しんだりしてるんだぜ?」 「待て・・・おまえらが小学生ならともかく・・・」 「それに俺ときたら子供の頃の桐乃とのごっこ遊びを、つまんねーなんて思って逃げ出してたんだよな。 だから、その分子供の頃のように、桐乃とごっこ遊びをしてやってるんだよ」 「いや、いわなくて―――」 「今一番俺達の間でブームなのが、お医者さんごっこだな!」 「聞きたくなかったぜ・・・」 「お医者さんごっこと言ったって、俺達のは本格的だぜ? まず何よりも先に言葉ぜ・・・もとい、問診から始まるんだ」 「おい、今、聞き捨てならねー言葉が」 「次は視か・・・視診だな。意外かもしれねーが、桐乃のやつ、ここが結構好きなんだよな。 顔真っ赤にして、マジで熱があるようなリアクションまでするんだぜ?」 「・・・恥ずかしがってるだけだろ」 「そしてお待ちかねの触診だぜ!おなかの深い所や胸を触ってやらないといけないだろ? それに念のために尻だって触ってやらなきゃ診断できねーもんな!」 「おい、さすがにそれ以上はや」 「そうそう、体温測定も大事だよな。温度計も脇の下で測ってみたり、おしりで測ってみたり、 日によって色々な場所を試してるんだけどよ?やっぱ口の中が一番だったぜ!」 「・・・・・・・・・」 「まあ結局、いつも診断は『重度の兄婚です』ってことになっちゃうのは残念なんだけどよ? 桐乃も満足してくれてるしな。やっぱ、子供の頃をちょっとでも取り戻すって大事な事だよな?」 うん。 俺はこれ以上つっこまなかったよ? 『それってもしかして、大人の遊びじゃないの?』とかな! つーか、俺、死ねば助かるのに・・・ 「つか、さっきから俺ばっか喋ってんな。おまえは妹となんかないの?」 さすがに、言葉に詰まったぜ? まだまだ終わらせない・・・地獄の淵が見えるまで・・・ってかぁ? つーか、この変態兄妹の有様を聞かされて、『なんかないの?』だとぉ? 俺が瀬菜ちゃんとそんな事になるわけねーだろうが! つか、最近真壁とかいうクソ野郎に取られっぱなしだよ!!! まあ、しかたねーので、こう答えたんだがな。 「・・・まあ、俺たちはずっと仲良かったからな。 これまでの事よりこれからの事の方が大事だっていうか―――」 「そう。そうなんだよな!」 駆け巡る脳内物質・・・! どうやら高坂の何かに触れちまったらしい。 「俺たち、子供の頃は取り戻しつつあるんだけどよ、この先が全然決まってねえんだよ。 結局、俺たちは結婚式を挙げて、恋人関係を解消した。 つまり、俺たちが兄妹(ふうふ)である事は間違いない。 だけどよ、兄妹として何をすべきか、あまり考え付かないんだよなあ。 とりあえず、息子ができたら涼介、娘ができたら優乃って名前をつけるとこまでは決まってるし、 子供は少なくとも二人ってとこまでは決まってる。 親父とお袋とも一緒に住んで、出来れば桐乃にはモデルを辞めてもらって、子育てに専念して欲しいし、 妹ゲーだって、家族みんなでプレイしたいと思っている。 こんな感じで、この程度しかまだ決めていないんだ」 十分に考えすぎだぜ!? つか、おまえら子作りまで考えてんのな。 「というか、おまえらの恋人関係の解消ってそういう事かよっ!?」 「ああ。兄妹だし、仕方がないだろ?」 なあ、みんな。わかってくれたか? 俺が最悪のクジを引いたと言ったわけが。 俺は高坂についていけねえ・・・勝てるわけがねえ・・・ こいつらはもう漕ぎ出してる・・・いわゆる「まとも」から放たれた人生に・・・! 俺に出来ることと言ったら、この馬鹿がせいぜい幸せな家庭を築く事を祈る事くらいだぜ。 「なあ、赤城」 「・・・なんだよ」 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。そういう事だ」 勝負の後は骨も残さない・・・ それが、俺の消え行く意識の中、最後に聞こえてきた言葉だった・・・ End. ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1745.html
200 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/05(金) 13 05 06.44 ID Nh1Xd0dI0 究極の生命体桐乃 骨格:身長165cm、体重45kg、スリーサイズB82/W54/H81 握力:沢山のエロゲを持てる ジャンプ力:第一期最終話参照 視力:京介ならどんなに遠くにいても見分けられる 聴力:隣の部屋の京介の独り言から、ナニをしているかまで全てを聞き分けられる 触角:京介に触られるのが好き 知能:千葉県でトップクラス 筋肉:陸上部エース 好物:兄パン 睡眠:短時間でも問題ない 兄と一緒なら数分の睡眠で全快する SEX:妹。涼介と優乃を産む必要があるからだ。 したがって、完全なる生物には兄さえいれば良い。 頂点は常に二人。 ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1829.html
SS『ある夜の日常』 ふああ。 夜、リビングでテレビを見ていた俺は、大あくびをしながら時計に目をやる。 11時半か、、、。 さて、そろそろ寝るかね。 歯磨きを済ませて、階段を上がり、自分の部屋に戻る。 部屋に入って、そのままベッドに潜り込もうと布団をめくると、 「なっ!」 なんと俺のベッドで桐乃がスヤスヤと眠っていた。 思わず部屋を見回す。ま、間違いなく俺の部屋だ。 、、、、、。 ど、どうしろとゆーんだ?いったい? このまま、ベッドに入る? あり得ねーだろ! 妹が潜り込んでくるのもどうかと思うが、逆はもっとヤバイだろ! ど、どうする? しばらく考えて---。 ポンと手を打つ。 そか、俺が代わりに桐乃の部屋で寝ればいいんじゃね? 俺って頭いーな。うん。 というわけで、そのまま自分の部屋を出て、桐乃の部屋に入ってベッドにもぐり込む。 いい匂いすんなー、こいつのベッド。 とか考えてるうちに、眠気が襲ってきて、、、。 zzz、、、、、。 ぺちっ! 「な!おま!」 「あ、あんた、なに勝手に人のベッドで寝てんのよ!」 「お、おまえが俺のベッドで寝てたからだろ!」 「だ、だからって、妹のベッドで寝るとか、あり得ないし!」 「だったら、どーしろって言うんだよ!」 「じ、自分で考えれば!?」 いや、だから考えた上での行動なんだが? はあ。、、、まあいい、自分の部屋に戻るか。 「とりあえず、そこどいてくれるか?」 「ふん。」 桐乃がベッドから降りたあと、ベッドから降りようと身体を起こすと、、、。 「ほら!早くそっちに詰めてよ!」 「は?」 「じゃなきゃ、あたしが寝れないじゃん!」 「はあっ!?」 「なに間抜けな顔してんの?特別にあたしのベッドで寝るの、許してあげるっつってんの!」 「許してあげるってなんだよ!?」 「い、いいからグチグチ言わずに、さっさと詰める!」 勢いに押し切られ、仕方なく、渋々ベッドの奥へ身体を寄せる。 「よっ、と。」 そう言って、桐乃がベッドに潜り込んでくる。 「なあ、これってやばいだろ。」 「はあ?いつもとおんなじじゃん。あんたが起きてるっつーだけで。」 「だからまずいんだろ!」 「何が?」 、、、こいつ、わかってねーのか? 「ほら、腕!」 「は?」 「あんたがあたしの枕使ってるから、あたしの枕がないでしょ!だから腕を出せっつってんの。」 「なんでだよ!」 「い、いいから!ほら!」 「うわっ、と!」 桐乃に腕を引っ張られて、無理やり布団に寝転がされる。 「これでよし、と。」 その腕を枕にする桐乃。 「あ、あのなぁ、、、。」 「さ、もう寝るよ。」 「話を聞けよ、、、。」 「聞かなーい。」 「おまえなぁ、、、。」 「あ、でも、変なコトしたらコロスから。」 「、、、はあ。」 相変わらずわがままな妹様だな、ったく、、、。 「じゃ、おっやすみー♪」 「、、、へいへい。おやすみ。」 仕方なく、こうは言ったものの。 この状況で寝ろと言うのか?無理だろ、普通。 そんな俺の胸中も知らずに、早くもすぅすぅと幸せそうな寝息を立てている桐乃。 やれやれ、、、。 こういうところはホント変わんねーな、こいつ。 そう思いながら、妹の寝顔を見つめる。 つーか、、、一緒に寝るなんて、いつの頃以来だっけ? ま、こいつが俺のベッドにいつの間にか潜り込んでくるのは別として、だが。 ぼんやりと、小さかった頃の記憶がよみがえってくる。 そう言えば、昔はよく一緒に寝るっつって聞かなかったよなー、こいつ。 、、、って、今も変わんねーってことか。 思わず苦笑が漏れる。 、、、はあ。仕方ない、、、。寝るか、、、。 そう思って目を閉じたものの。 素直に眠れるわけも無く。 文字通り、眠れぬ夜を過ごす羽目になる俺なのだった。 、、、言っとくけど、エロいことを考えて眠れなかったとかいうわけじゃないからな。 、、、その、、、なんつーか、、、桐乃の寝言が、さ。 あー、、、つまり、その、、、夜通し、こう思う羽目になったってこった。 俺の妹がこんなに可愛いわけがない、ってな。 Fin ----
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1341.html
117 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/12/30(金) 13 08 41.14 ID BwHD6CGw0 よく晴れた休日の昼下がり。この日あたしは、ある人と待ち合わせをしていた。 「きりりん氏~!待ちましたかな~?」 そう、ある人というのは、オタク友達の沙織である。 沙織はぶんぶんと大きく手を振り、小走りでこちらに近づいてくる。 「チッ、遅いっての……どんだけ待たせるワケ?」 「い、いやいや、まだ約束の5分前ではありませんか!」 「うっさい!あたしはもう1時間くらい待ってんの!」 別にこいつと会うのを楽しみにしてたわけじゃないケド、あたしをこんなに待たせるなんて ありえなくない? 「ま、まあまあ、そうカッカなさらずに……とりあえず中に入りましょうぞ」 頬をポリポリと掻いて、沙織が先を促してくる。 今日あたしたちが来ているのは、おなじみのメイド喫茶「プリティーガーデン」だ。 例のメイドさんに案内され、いつもの席に向かい合って座る。 「あんた、いつになく大胆な格好だよね……」 今日の沙織はオタクファッションではない。 ちょっぴり胸元の開いたワンピースに、優しい印象のカーディガンを羽織っている。 いわゆる『お嬢様』ファッションだ。 近ごろの沙織はしばしば、『素』の状態であたしたちの前に姿を現す。 それだけあたしたちに親しみを持ってくれている、ということだろうか。 だとしたら、それはとても嬉しいことだ。 まぁでも、あんまり関係ないけどね。沙織は沙織なんだし。 あいつらだって、きっとそう思ってるはず。 それにしても…… 「め、目のやり場に困るんだけど……」 「ふふふ、好きなだけ眺めていいのですぞ。今日はきりりん氏のために、この服を 選んだのですから」 そう言って頭に手をのせ、悩ましいポーズをとる。 この場にあいつがいなくてよかった……そう思いながら、あたしはしげしげと沙織を見つめた。 反則的な美貌はさることながら、なんといってもそのプロポーションだ。 控えめな胸元の開きが、逆に豊かなバストを際立たせているように思える。 ……こいつといい、せなちーといい、最近の女子高生って発育良すぎじゃないの。 あたしもあれくらいあれば…… 「おや、どうしましたきりりん氏。自分の胸に手など当てて」 あたしは慌てて手を離したが、すでに遅かった。 「ムフフフ……今きりりん氏が考えていたことを当ててみましょうか。 『ああ、なんて大きなおっぱいなのかしら。あたしもあれくらいあれば、京介のことを挟んだり 母乳で育てたりできるのに!』」 「そそそそこまで考えてないッ!!!!!」 全力で否定するあたしを見て、沙織は腹を抱えて笑う。 こ、こいつ……絶対わかってやってるでしょ。 状況を打開しようと、あたしは必死に話題を変えようとする。 「そ、それにしても、珍しいよね。あたしと沙織の二人だけなんて」 「黒猫氏も誘ったのですが、『フッ、悪いけどその日は、新たなる創生世界の聖なる同胞たちが 私のもとに導かれることになっているの。あなたたちはその様子を外の世界から眺めているといいわ』 とかなんとか言って……」 「……要するに、新しい学校の友達が遊びに来るから今日は来れないと」 最近、あいつの中二言語を理解できるようになった自分が恐ろしい。 「どうせまた、あいつの脳内妄想でしょ」 「いや、どうやら今回は本当のようですぞ。なんだか話し方がウキウキしておりましたし…… そう、まるで、きりりん氏のことを話しているときのように」 「なっ、なんであたしが出てくんのよ」 ぷいっとそっぽを向くあたし。そんな様子を、沙織がにやにやしながら眺めてくる。 あたしはふて腐れながらも、ここにはいないもう一人の親友に思いを馳せた。 ……そっか、あいつ、ちゃんと友達できたんだ。 転校先でもぼっちになるんじゃないかと密かに心配していたのだが、どうやら杞憂に終わったようだ。 内気なあいつのことだ。ありったけの勇気を振り絞って、クラスメイトに接していったのだろう。 よかったじゃん。よくがんばったよ、あんた。 心の中で、今ごろは楽しい時を過ごしているであろう親友に語りかける。 でも……それは喜ばしいことのはずなのに、どうして自分は今、こんなにムカッとしているのだろう。 「ふふっ、きりりん氏は本当にわかりやすいですなぁ」 あたしははっと我にかえり、ぺたぺたと自分の顔に触れる。 そんな様子がおかしくてたまらないというように、沙織がまた腹を抱えて笑い出した。 「まぁ、たまにはいいではありませんか。きりりん氏と拙者が二人きりなんて、 もしかして初めてのことでは?」 「……そういえば、そうかもね」 よく考えれば、いつもはあいつや黒猫がいて、こいつと二人きりになることは意外となかった。 チャットやゲームではよく二人で遊んでいるが、こうやって直接会って話すのは初めてだ。 「……それとも、わたくしと二人だけなんて、イヤでしたか?」 「ばかじゃん。んなわけないでしょ」 今さら何を言い出すのだろう。あたしは怪訝に思いながらも、沙織の次の言葉を待った。 「実は、少し心配しておったのです……以前、拙者の家に来たときはああ言ってくれましたけど、 前回の黒猫氏とのことだって、きりりん氏は結局一人で突っ走ってしまいましたし……」 ぽつり、ぽつりと沙織は言葉を紡いでいく。あたしはただ黙って聞いていた。 「なんだかその姿が、誰かさんと重なってしまって……」 誰かさんというのは、沙織のお姉さんのことだろう。 最近の沙織はよく……というかほぼ毎回、お姉さんのことを口にする。 そのほとんどは『許せない』とか『絶対に見返してやる』とかいう愚痴なのだが、あたしにはわかる。 沙織はお姉さんのこと、大好きなんだって。 「ほら、きりりん氏ももう少しで卒業でしょう?京介氏にも進路のことは黙っておられるようですし、 もしかしたら、また突然わたくしの前からいなくなるんじゃないかって……」 「沙織」 沙織はあたしの向かいで、おびえたように俯いてしまっている。 あたしはまっすぐ沙織を見て、語りかけた。 「あんたがこのサークルを大事にしてるってことは、よくわかってる。 でも、あんたがあたしたちを大切に思っているように、あたしもあんたのことが大切なんだよ」 沙織はまだ俯いたままだ。 「あんただけじゃない。黒猫やあやせ、加奈子やあいつだって……みんな、あたしの大事な人。 全部があって、初めてあたしなの。あんたが不安になるなら、何度だって言ってあげる」 あたしはそこで息をついて、自分の想いを一気に語った。 「この先何があったって、あたしはあんたの友達、やめるつもりないから」 「……ありがとう、きりりんさん」 沙織はそこで、やっと笑ってくれた。 会計を済ませたあたしたちは、そのままプリティーガーデンを後にしようとしていた。 まだ門限には余裕があったので、この後はアキバを回ろうと思ったのである。 しかし、入り口から出て行こうとしたとき、一組の男女と入れ違いになった。 その二人を見て、あたしたちは思わず目を見開いてしまう。 「ね、姉さん!?」「あ、あんた……なにしてんの」 そこには沙織のお姉さんの香織さんと京介が……腕を組んで突っ立っていた。 学校帰りなのか、京介は制服姿で肩にカバンをかけた出で立ちだ。 あたしたちに気づいた京介はあんぐりと口を開け、今にも目が飛び出しそうになっている。 「……姉さん、何をしているんですの」 そんな中、香織さんだけは余裕の表情で、にっと勝気な笑みを浮かべる。 「おう、さっき道を歩いていたら、真田を半分ほど劣化させたような男が歩いていたのでな。 面白そうだから、お茶に誘ってみたのさ」 「あんたが強引に引っ張ってきたんでしょうが!誘拐ですよ誘拐!」 じたばたする京介の腕を押さえて、香織さんがカッカと笑う。 「姉さん結婚してるでしょ!ナンパなんて……」 「おや、人妻がナンパしちゃいけないのか?」 まるで悪気がない。そんな姉の姿を見て、沙織は深いため息をついた。 「……あんた、今日模試じゃなかったの」 「学校帰りにさらわれたんだよ!助けてくれよ桐乃~!」 助けを請うような目で、京介があたしを見つめてくる。 その姿があまりに情けなかったので、あたしも思わずため息をついてしまった。 「ちょうどいいからどうだ、これから4人でお茶しないか」 「結構ですわ。わたくしはこれからきりりんさんとデートなので」 沙織がぎゅっとあたしの腕に抱きついてくる。柔らかなふくらみが肩に当たった。 「きりりんさん、高校生をナンパするような淫らな人妻は放っておいて、 もう行きましょう」 「そだね、情けない女たらし放っておいて、あたしたちで楽しもっか」 あたしたちは互いに目配せをして、そのままプレティーガーデンを後にする。 「待ってくれー!!置いてかないでー!!沙織ー!!桐乃ー!!」 京介の悲痛な叫びを背中に受けながら、ずんずんとその場を立ち去っていく。 途中ちらっと後ろを振り返ったが、すぐに目線を前にもどした。 ……あの様子なら、まず心配ないだろう。 京介とあの約束をしてから、あたしの中では余裕ができていた。 それよりも今は…… 「ねぇ沙織、どこ行こっか」 大好きな親友との時間を、思いっきり過ごそう。 恋人のように身を寄せ合いながら、あたしたちはアキバの街に繰り出していった。 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1451.html
111 【SS】四月馬鹿結果報告 2012/04/03(火) 18 20 32.75 ID K0nBY0ZU0 赤城「なあ高坂、おまえ今年は妹にどれだけ嘘をついてもらえた?」 京介「嘘?」 赤城「エイプリルフールだよ、エイプリルフール。 俺か? 俺は瀬菜ちゃんにたっぷり嘘をついてもらえたぜ!」 京介「聞いてねえよ。 ってか、なんでそんなに嬉しそうなんだ」 赤城「当たり前だろ? ワザワザどうでもいいヤツにエイプリルフールの嘘なんかつかねえって。 つまり、嘘をつかれた回数=お兄ちゃんラブってワケだな!」 京介「おまえのポジティブシンキングがうらやましいぜ……」 赤城「それで、おまえはどうだったんだ?」 京介「俺か? 4月1日は一日中桐乃と一緒にいたけどよ、特に嘘はつかれなかったぜ」 赤城「ふっ、今回は闘わずして俺の勝利か。 ま、高坂も来年は嘘をついてもらえるようにもっと妹と仲良くなってやれよ」 京介「うるせー。 まったく、あの日の桐乃は特にひどかったぜ」 赤城「うん? なんかあったのか?」 京介「ああ。 あの日は一日中あいつに罵倒され続けたんだよ 『キモ。キモすぎ。 あんたのことなんか大嫌いだから。 色々と感謝してるはずないし、 京介のこと愛してるなんてもちろんありえない。 どうしてそんなにダサいの? あたしの兄貴がこんなに格好悪いわけがない。 ずっと昔に言った「お兄ちゃんのお嫁さんになる!」って話、アレもう無効だから。 もちろんずっと一緒にいたいなんて、考えてないし。 今日は泊まって行くけど、一緒にお風呂入ったり、一緒に寝たりするなんてありえない。 一日中キスしたりハグされたりなんて想像するだけで寒気がする。 そんなことされたら数倍にしてお返しするはずもないから。 だから、その―もっともっと離れてくんない?』 ってな」 赤城「こ、こ、こ……」 京介「こ?」 赤城「高坂のばかぁぁぁぁあああ!! 俺も瀬菜ちゃんに『大嫌い』って言ってもらうんだから!」ダバダバダバ 京介「な……なんなんだ一体……」 京介「ってことがあったんだけどさ、一体なんだったんだろうな」 桐乃「……あんたってさ」 京介「なんだ?」 桐乃「バカだよね」 京介「ひどっ!? 確かに俺は空気が読めないときがあるかもしれないけどよ、さすがに言いすぎだろ」 桐乃「でもバカだし。 そんなことよりさ、風が強くなって帰れなくなったから泊めてよ」 京介「風が強くなるのを分かってて来るおまえも大概だけどな。 でもいきなりで大丈夫なのか?」 桐乃「平気。 こんなこともあろうかと、ちゃんとお泊りセット持ってきたからさ♪」 113 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/04/03(火) 19 04 56.72 ID jEeTKlTN0 111乙 きりりんはエイプリルフールだと逆に普段と変わらないというw 翻訳するとこうかな? 好き。大好き。 あんたのこと超大大大好きだよ。 あたしは京介のことずっと愛してるから。 どうしてそんなにカッコいいの? あたしの兄貴がこんなにカッコいいわけがない。 ずっと前に「お兄ちゃんのお嫁さんになる!」って言ったの覚えてる?あれ今でも有効かな? 本当はあんたとずっとずっと一緒にいたいんだよ? 今日は泊まっていくけど、本当は一緒にお風呂に入って、一緒のベッドでぎゅってして寝たりしたいよ…。 一日中キスしたりハグされたりなんて想像しちゃうとあたし、あたしっ――。 そんなことされたらもう止まんない、数倍にしても足りないくらいあんたにもおんなじことしちゃうからね。 ------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1402.html
掲載順 SS 一覧 101~110スレ 101スレ目 あやせっくしゅりなーだ:101スレ目4,30/小ネタ ※新機動戦記ガンダムWネタ 毎月23日は『兄さん』の日:101スレ目44,49/小ネタ そんな○○の朝の光景:101スレ目74-75 ニヤニヤ系:桐,京 メリーゴーランド:101スレ目128,135/小ネタ うるう年:101スレ目276/小ネタ 加奈子の(中の人の)誕生日:101スレ目283/小ネタ アバター:101スレ目311-313,318/小ネタ集 Kirino s cadence:101スレ目340 くんか系:桐,あ unter dem Bett:101スレ目352 ホラー系:桐,京 2月29日:101スレ目417/小ネタ あやせフィギュア:101スレ目460/小ネタ いっしょにぽーたぶる!:101スレ目475 :桐,京 責任の一端:101スレ目574 くんか系:桐,京 ミニの日:101スレ目600-601,603,609/小ネタ集 桐京雛人形ミニAA:101スレ目669/小ネタ 用事があるんだ:101スレ目888/小ネタ 一緒に料理:101スレ目890-892/小ネタ 奥様は妹:101スレ目900,905/小ネタ ※画像あり 102スレ目 俺妹Pバグ発覚!:102スレ目140-142/小ネタ ※俺妹P延期ネタ 毎日が結婚式 :102スレ目324/小ネタ すてきなおくりもの:102スレ目416,417 ※東日本大震災一周忌 日常系:桐,京 矛盾:102スレ目421-423/小ネタ 謎の白い液体:102スレ目544 日常系:桐,京,ブ 三倍返し:102スレ目561-562 日常系:桐,あ,加,ラ 俺の妻がこんなに可愛いわけがない:102スレ目661/小ネタ ※原作10巻表紙ネタ 妹婚記念日:102スレ目726 ニヤニヤ系:桐,京 表紙で語る:102スレ目749/小ネタ ※原作表紙ネタ 桐京自転車ミニAA:102スレ目822/小ネタ 今のはデレゾーマではない:102スレ目859/小ネタ ※「ダイの大冒険」バーンネタ 103スレ目 figmaで10巻表紙:103スレ目20/小ネタ ※画像あり 京介と桐乃が一緒に料理することになったら・・・:103スレ目90/小ネタ 待ってるからね:103スレ目235,239/小ネタ集 ご飯?お風呂?それとも・・・:103スレ目236-237 ニヤニヤ系:桐,京 ろりりんくっきんぐ:103スレ目279 ろりりん系:桐,京 作りすぎたから:103スレ目296 ニヤニヤ系:桐,京 桐乃まんじゅう:103スレ目374/小ネタ そんなある日の夕飯のこと:103スレ目381 ニヤニヤ系:桐,京 ずいぶん評判良かったのよ:103スレ目533,556,559/小ネタ集 やり直し!:103スレ目594/小ネタ あにらぶ:103スレ目647 ※くんかたん、エロゲネタ:桐,佳 下準備:103スレ目665 ※エイプリルフールネタ:桐,京 な、なんだってー:103スレ目710,715/小ネタ ※10巻表紙ネタ 京介が出ていく日:103スレ目756-757 日常系 桐,京 エイプリルフール?:103スレ目847-848 ※エイプリルフールネタ:桐,京 4月1日のあやせ:103スレ目915 ※くんかたん 日常系:桐,京,麻,あ,加(※但し9割はあやせ) 桐乃は俺の嫁:103スレ目970/小ネタ 104スレ目 四月馬鹿結果報告:104スレ目111,113/小ネタ集 俺妹昔話:104スレ目214-215,217-218,220,224/小ネタ集 ごはんつぶ:104スレ目280,294/小ネタ集 ※くんかたん 105スレ目 原初のツンデレ行動:105スレ目172,他/小ネタ ※10巻京介の行動まとめ なんでも一つのお願い:105スレ目303,308-309/小ネタ集 お願い?:105スレ目616,618-619/小ネタ集 家政婦は見た:105スレ目637 ※くんかたん 原作補完系:桐,あ 冷蔵庫付きプリクラ:105スレ目651/小ネタ 主人の居ない部屋:105スレ目857 ※くんかたん 原作補完系:桐 106スレ目 兄妹で■■■■するのは当たり前:106スレ目565 日常系:桐,京,あ 嘘つき:106スレ目828 原作補完系:桐,あ 安心の御鏡クオリティ:106スレ目900/小ネタ ヘンな夢:106スレ目939 日常系:桐,京 107スレ目 とあるツンデレの願望:107スレ目123 日常系:京,御 はじめてのことば:107スレ目345 ※くんかたん 日常系:桐,京,オリ 俺の妹妻の尻がこんなに可愛いわけがない:107スレ目395-396,421/小ネタ集 ※画像多数 大切な写真:107スレ目531-532,587/小ネタ集 108スレ目 かなかな大社:108スレ目59-60 日常系:桐,京 再戦・乙女ロード!:108スレ目343 日常系:桐,瀬 ※挿絵あり 兄貴不在!?きりりんの家出旅!?:108スレ目343 ※画像多数,代理投稿 壁掛け兄ぱん:108スレ目420,436/小ネタ きりりんじゃんけん:108スレ目658/小ネタ 京介?くんと桐乃?さん:108スレ目685/小ネタ 妹隠:108スレ目705/小ネタ うへぇ入り:108スレ目780-781,783-785/小ネタ集 妹婚フォーメーション:108スレ目826,831/小ネタ 母の日とプレゼント:108スレ目885-886 日常系:桐,京,佳 二人の間:108スレ目921/小ネタ しすこんよく:108スレ目991/小ネタ 109スレ目 ある日のこと:109スレ目9 日常系:桐,京,リ 原作10巻キャラコメ:109スレ目100/小ネタ 裸エプロン:109スレ目144 日常系:桐,京 ※微エロ なびげーしょん:109スレ目148,153/小ネタ 帰り道:109スレ目219 日常系:京,大,佳 ※大介視点 兄妹の絆:109スレ目551/小ネタ ※くんかたん 金環日食:109スレ目558-560 甘々系:桐,京 annular eclipse:109スレ目570-571 甘々系:桐,京 きりりんがる製造中止のお知らせ:109スレ目615/小ネタ ※画像あり 写メ:109スレ目622,624/小ネタ集 kiss x sis:109スレ目743 甘々系:桐,京 ※微エロ 千葉のガイドライン:109スレ目774/小ネタ ※ヨハネスブルグのガイドラインネタ 時をかける優乃:109スレ目851 SF系:桐,京,優 110スレ目 夜の底で:110スレ目15 日常系:桐,京 キモイ:110スレ目62,65,67/小ネタ きょーすけ:110スレ目225,229,235/小ネタ集 ある住人の手記:110スレ目254/小ネタ キリーノの第三法則:110スレ目262/小ネタ 父の日:110スレ目273,282/小ネタ集 ツーショット:110スレ目299-300,309/小ネタ集 代行始めました:110スレ目420/小ネタ ※クリーチャー注意 チュー催促:110スレ目432-433/小ネタ集 兄の日:110スレ目674,679/小ネタ集
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/342.html
909 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/02/22(火) 15 28 30.49 ID karj1yhz0 [3/4] 『新垣あやせの陰謀』 あの変態ッ!な、何を考えてるのっ! 私は、お兄さんへの怒りがおさまらず、肩を震わせながら、お姉さんの元へと急いでいます。 原因は、私の手の中にある、一枚のプリクラです。 私の親友、桐乃の機嫌が、今日一日妙に浮き沈みが激しくって、おかしいなって思ったんです。 それで『ほんの少し』問い詰めてみたら、入手できたものなんですけど……… 「お、お姉さんっ!」 「あれ?あやせちゃん?」 「聞いてくださいお姉さん! 私、お姉さんに、どうしても報告しないといけない事があるんです。」 「ど、どうしたの?」 「まずは………これっ!………見てください!」 「うんうん。プリクラだね〜……… きょ、きょきょきょきょうちゃんときりのちゃん!?」 「そうですっ!し、しかもっ、ハートフレームでっ!」 「は、はぁと………ら、らぶらぶ?………」 「お姉さんっ!?し、しっかりしてくださいっ!」 「ご、ごめんね、あやせちゃん。ちょっと、気が遠くなったから。」 そうでした………純粋なお姉さんにはちょっと刺激が強すぎですよね。 でもっ、ここは、お姉さんにもしっかり認識してもらわないといけないんですっ! 「お姉さん。お兄さんの、桐乃への愛は、すでにパンデミックレベルです。」 「あ、ああ、ああああああ、あああ、愛!?」 「そうですっ!あの、近親相姦上等の変態鬼畜お兄さんの事ですから、 桐乃のこと、すぐにでもその毒牙にかけようと狙っているのは明らかですっ!」 「あ、あ、あ、あやせちゃん、お、おおお、おつちてえい!?」 「私は冷静ですっ!!! それに、いいんですかっ!お姉さん!愛するお兄さんが妹を襲うような事になってもっ!」 「ふぇっ!?きょ、きょうちゃんを愛してる………ふわぁ」 「そ、そこで止まらないでくださいっ!」 もうっ!お姉さんたら肝心な所に反応してくれないんですから……… で、でもっ、このままじゃピンチだってちゃんと教えないとっ! 「それにっ、このプリクラをとる前にっ!お兄さんと桐乃、デートしていたんですよっ!」 「で、でで、デート!?」 「そうですっ!!デートですよ!!」 「………あ、でも〜、そのときわたし、きょうちゃんたちに会ったよー」 がくっ……… お、お姉さん? 好きな人が別の女の子とデートして、なんとも思わないんですかっ!? 「そっ、それにっ!桐乃、最近お兄さんのこと、彼氏とか説明してたりするんですっ!」 あれ?何か違和感が? 私、間違ってないですよね? 「えっ、ええええええ〜?き、桐乃ちゃん、きょうちゃんの、かかかか彼氏だったのっ!?」 「ち、違いますよっ!で、でもっ、このままじゃ、お兄さんに桐乃をとられちゃいますよ!」 ………おかしいですね? どうしても違和感がありますけど………? 「おっ、お姉さん!最近、桐乃の行動で不審な点はないですかっ! きっと、お兄さんに騙されて、変な事をさせられてるに決まってますっ!」 「そ、そういえば………」 「何か心当たりがあるんですかっ!?」 「桐乃ちゃん、バレンタインのチョコの作り方、私に聞いてきたかも………」 「なっ!?………」 私には、手作りチョコなんて、くれなかったのに……… お兄さんにだけ!?お兄さんにだけチョコ渡したの!? 「あと、最近でぱーとの下着売り場で、桐乃ちゃんを見かける事が多いかな?」 し、しょ、勝負下着っ!? お、お兄さんの変態っ!!! 「宝石店の前で、ずっと中を眺めてる桐乃ちゃんも結構みるよぉ〜」 宝石店!?指輪っ!?し、し、し、妹婚!? き、桐乃を手篭めにするだけじゃおさまらなくって、今度は無理やり婚姻っ!? あ、あのっ、あの変態っ!!! 「それと、くりすますにでーとで、らぶほたるって―――」 「クリスマスにデートで、ら、ら、ラブホテル!?くぁwせdrftgyふじこlp」 「お、落ち着いてね、あやせちゃん?」 「こっ、これが落ち着いていられますかっ!!!!!」 「そ、そうだよねっ。ちょっと変だよね。 あやせちゃん、どうしようか?」 「………お姉さん。お姉さんはとりあえず、家に戻っていてくださいね。 私が、お兄さんを問いただしますから………」 「あ、あやせちゃん!?目から光がきえてるよっ!?」 ふふふ………まず、逃げられちゃダメだから、手錠が必要ですよね? 軟鉄製じゃなくって、警察向けの本物を手に入れないと……… それに………そう、私の家に呼べば、いつでも通報できますね。 お兄さん、変態ですから、私が呼べば大丈夫ですね……… あと………念のため、ブチ殺すための道具も必要ですよね……… 包丁がいいかな?ノコギリがいいかな?ナタがいいのかな………? 質問すべき事は……………………… 桐乃が、勝負下着と結婚指輪を買ってお兄さんとラブホテルに………………………あれ? わ、私の桐乃がそんなことするわけがないじゃないですかっ! と、とりあえず、プリクラの件を追求すれば、全部分かる事ですよね? -------------